◆術後2-3週間(2013/9)

顔・口の中の状態

・外から見た腫れはありません。

・傷周辺の痛みもありません。

・顔の皮膚や口周辺の裂傷もキレイに治りました。

・首のキズもカサブタがほぼ取れかけ。

・まだ内頬は少し腫れが残っていて、にっと笑うと右頬が固いような感じ

・歯磨きが普通にできるようになりました。

・開きにくかった口が指2本分まで開くようになりました。

 (食事の前に両手で前歯をつかんで上下に引っ張る開口訓練をせっせと実施中。けっこう痛いxxx)

 →術後3か月頃には元通り開くようになりました

・舌麻痺の改善には時間がかかるので、就寝中の舌噛み防止に

 近所の歯科でスプリントを作って頂いています。

星状神経節ブロック注射

 退院した日の翌日から、仕事に行きながら、1日おきに合計4回、星状神経節ブロック注射を受けました。

 私はとても麻酔が効きやすい?体質なのか、毎回結構な症状が出ました。

・右目が真っ赤に充血し、左右で大きさが明らかに異なる

・右目の瞳孔が小さくなる

・右側だけめまいやふらつき

・喉の気管が狭くなり、息苦しくなる

・声がほとんど出ない

・咳払いが出来ず、かわりに意図しない奇声が出る;;

・右の耳、頬、首、方、上腕にかけて一時的に皮膚の知覚が麻痺

 

最初は特に、疼痛に関する効果は感じず(期待もせず)「神経再生のスピードが加速すれば良いな~」と思っていました。

 退院後の3回目を受けた翌日、「あれ?午前中だけ少し疼痛が楽!」

と気づきました。毎回、怖い思いをしながら受けていたので、予定どおり4日目で打ち止めを決めました。

疼痛が・・・

 最後のブロック注射の翌々日、つまり術後18日目。

「あれ?何だか今日はものすごく楽?」舌の麻痺感覚はありますが、あの嫌だったヒリヒリ感(灼熱感・やけど痛)をほとんど感じません。

舌を動かすと、ややヒリッとしたしびれ感はありますが、以前と全く比べ物にならない程度です。

 その日は期待しすぎない様に観察していましたが、午後の疲れる時間帯や夜も、特に状態はひどくならず。

 翌日も同じ程度だったので、嬉しくて小躍り。

 

(→疼痛がやわらぐと、こんなにも生活や気持ちが楽になるのだと実感)

 

 一言で疼痛と言っても、ちょっとしたしびれや右側では感じない感覚は、日々少しずつ変化している様です。

 一通りの積極的治療を終えたので、今後は身体を冷やさず、なるべく健康に、気長に待とうと思います。

◆術後1か月(2013/09末)

 術後1か月が過ぎました。

・麻痺感覚については、現状は劇的な変化はありません。

・口の中の術後の腫れがかなり引きました。

・静脈を取った付近(首)は知覚が鈍く、ラップの上から触っているような感じです。

 →術後3か月後には元の感覚に戻りました

・疼痛は、日によって楽な日と「今日はキツイな」と思う日いろいろです。

 キツイ日は、ヒリヒリしたしびれ感が時間とともに強まり、夜は舌が

 石のような感覚になり、ぐったりします。

 楽な日は麻痺感の方が勝って、口の右側に生肉(!)がずっと入って

 いる感じ。(私にとって麻痺とは怪我&疼痛との戦いです。)

・術前と異なるのは、舌の先を上にくるんと巻くと、舌先の表裏をヤスリ

 で擦られるような刺激を感じます。

・スプリントが完成し、つけて寝るようになったら舌を噛むことがほぼ無

 くなり、熟睡できるようになりました。(うたた寝で時々失敗)

・術前は、朝起きると「朝が来てしまった…」と悲しい思いになりました

 が、今は寝起きが一番口の中が楽なので、朝は元気です。