◆患者さんと会う(2013/8)
得難い機会
入院中、半年前に私と同じ手術を受けた患者さんが、半年後検査のために外来に来られていたので、先生方の計らいで、直接お話をお聞きすることができました。(ここ和歌山医科大学付属病院・歯科口腔外科では、術後3年間は経過観察を行うことを原則としているそうです。)
このタイミングでお会いできたのは、私にとっては僥倖でした。
その方は、半年間後の現在で、2点識別は5mm(!)、舌前方は冷たさを感じることもできる(!)とのこと。首の傷跡もよく見てもわからないくらい綺麗です。
この病院にたどり着くまでの苦労話や、心理状態について、「そうそう!同じ!」「私も○○だった!」と、患者同士でしか理解できない話など、こんなに嬉しい気分になったのは久しぶりでした。
疼痛が残って落ち込みぎみだった私でしたが、たくさんの勇気と元気を頂きました。
(→わざわざ病室まで足を運んで下さってありがとうございました!)
(→先生方も機会を下さってありがとうございました!)
この時、同じ舌神経の患者さんにお会いした後、「自分では全く気づいていなかったけど、こんなに孤独感を感じていたんだ…」ということに気づきました。
この時の体験が、このホームページを作ろうと思ったきっかけの一つでもあります。